ゾーン設計、見やすさを追求した両面非球面でお作りした眼鏡(斜視)



ゾーン:一定の範囲内の視野を改善する、レンズ設計。
1.そのレンズ固有のカーブを有しているわけではなく、場所によって、カーブや厚みが違う。(基本的なベースカーブと比較して)

従来、眼鏡レンズの度数は、“点”で計測され、指定されたポイント数ヶ所にて度数が正確に出ているか?
というのが正確に作れているかの指標でした。(ざっくり、わかりやすく言うとこんな感じ)

2.その測定ポイントを増やし、そのエリア全体で均一の性能を目指す

3.人間の視野もエリアによって見え方が変わるので、それに合わせた設計




特に目新しい理論でもなく、最新の設計というわけでもありませんが、
ご存じない方も多数いらっしゃるのではないかと思います。


何故かと言うと、高価なレンズだったからです。

近年の統一価格のブームで、このクラスのレンズを選択されることはほとんどなくなり、
店舗側も購入者側も選択肢から存在自体が消えていた状態です。

特別にこだわる方や、見え方に我慢のならない方等をのぞき、
安いほうがいいというのが、大半です。


そして、バリュー(対価)はあるのかどうか?
という判断のもと、消えていくのです。

商品の善し悪しは、関係ないのです。

両面非球面を販売した理由

・根本的にお客様が首を縦に振らなければ、販売はできません。
・小売としては単価が上がるので、高価なものが売れれば、それは嬉しいし、
銀行も推奨(←笑)


それはそれとして、
この方、右が近視で、左が遠視、
その上、左右ともに斜視
です。






左右差があると、薄く歪みが少ないレンズのほうが、眼鏡レンズとしても差が少なくなりますので、
おすすめすることがあります。
(今回は、プラスとマイナスでまたいじゃってますから余計です)

度数は一緒ですが、薄型レンズのほうがいいのです。
この辺りの理由は、上記に書いたとおり、点での測定と一定範囲の品質です。

更にプリズムが入ると、歪みも大きくなりやすいですね。

対策としては、歪みを感じにくいように、
1.レンズ面積の小さなフレームを選ぶ
2.より薄型で、なおかつ非球面または両面非球面レンズを選ぶ
です。

それでも、この位差は出てきます。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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店舗情報
ほんどおり商店街の真ん中あたり(アーケードの中)です。
【住所】鳥取県米子市紺屋町46番地
【営業時間】13:00~19:00
【定休日】第1、第3 木曜日(&突然)
【TEL】0859-57-5621 【FAX】082-553-0608
【E-mail】info2@megane-no-hamada.com

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