15年ぶりのリニューアル、Nikonソルテス・ワイド
11月1日発売の近用ワイドレンズ「Nikon ソルテス・ワイド」
画像を用意できたら良かったのでが、現在のところありません。タイの洪水で忙しいのか、ニコンレンズウェア|ホームページにもまだ載っていません。
さて、この近用ワイドレンズというものは、一体何なのでしょうか?聞きなれない人も多数いらっしゃると思います。私も最近までは近々レンズと言っていました。業界全体もそういう名称で呼んでいました。
ただ、イメージが伝わりにくいので、名称は変えたほうが良かったと思います。
全国の眼鏡屋さんも説明して売ろうとするのですが、一部この手のレンズに理解を示されている方のみしかお買い上げになりません。
基本的な考え方は、“老眼鏡”ですからね、老眼鏡を買うつもりで、値段が上がると、その時点で皆さん敬遠されてしまう。このレンズにすると、ずいぶんと利便性は増すのですが・・・・
どういうレンズか?というと、ピントを合わせる焦点(いわゆる処方値)はお手元。この時点で近用レンズ(いわゆる老眼鏡)、お仕事や読書などに使われる種類のレンズです。そこから逆加入で度数が入って行きます。
???何のことですか?
実際に眼鏡屋も発売された当時、何のことだか、わかりませんでした。
遠近両用を比較として説明いたします。
遠近両用の基本的な考えとしては、遠くに焦点を合わせ、近くを見るためにレンズ下部に度数を加算していきます。
近くを見るためのレンズですから、凸レンズ(虫眼鏡をイメージしてもらえばわかりやすいです)になります。この加算する度数は、人によって違います。老眼の進み具合で。
老眼鏡=遠く用の度数+老眼の度数
この老眼鏡に凹レンズ(モノを小さく見せるレンズ)をプラスしたのが、逆加入の近々レンズと呼ばれます。逆加入と言われるのは、
遠近両用が遠くから近くに、度数の変化は上から下へ
に対し、
近々レンズは、近くからちょっと先へ度数の変化は、下から上へ
はっきり見える範囲のイメージは、
こんな感じです。
近用眼鏡をかけたことのない方には、分かりづらいですが、
・眼鏡をズラさずに、ちょっと先が見える
・手を伸ばした先、机の端の“そこ”が見える
そんな感じです。
今、当店では使いやすさや値段を考えて、
TSLのラクスパー(10,500円/1組)
Nikonのソルテス(19,950円1組〜)
を販売しています。
15年前、他社に先駆けてこの近用ワイドレンズを発売したNikon・・・
長くなるので、<続きはこちら↓>
そのNikonがこの度、近用ワイドレンズの上位版をリリース。より使いやすくなって、新発売です。
実際にどう変わったかというと、1番のポイントは、明視域が広がったというところです。
明視域が何かというと、歪みがなく(もしくは少なく)ハッキリ見える範囲ということになります。
こう言うと、基本的には専門家くらいしか理解できず、価値も感じてもらいにくいのですが、
よりハッキリ、スッキリ見えるようになった。
と言えばわかりやすいですかね。
そして、名前の通り、ワイド(横に広い)に明視域があり、デスクに広げた書類はどこでもピントが合い、ストレスが解消します。(メーカーの資料より)
近用部分、大体、「デスク上の空間くらい」がピントが合いやすく、水平視線のPCの画面にもピントが合いやすくなっています。
現在の仕事環境を考えると、このポイントはかなり大きいですね。
Nikonも「まさにシニアのオフィス・ワーカーが待ち望んでいるレンズ」
とまで言っているくらいですので。
単焦点近用眼鏡(老眼鏡)を使っている世代がターゲットとなりますが、
<主要場面>は、
デスクワーク
趣味
長時間のパソコン作業
と位置づけています。
<Nikonの定めるターゲット>は、
画像を用意できたら良かったのでが、現在のところありません。タイの洪水で忙しいのか、ニコンレンズウェア|ホームページにもまだ載っていません。
さて、この近用ワイドレンズというものは、一体何なのでしょうか?聞きなれない人も多数いらっしゃると思います。私も最近までは近々レンズと言っていました。業界全体もそういう名称で呼んでいました。
ただ、イメージが伝わりにくいので、名称は変えたほうが良かったと思います。
全国の眼鏡屋さんも説明して売ろうとするのですが、一部この手のレンズに理解を示されている方のみしかお買い上げになりません。
基本的な考え方は、“老眼鏡”ですからね、老眼鏡を買うつもりで、値段が上がると、その時点で皆さん敬遠されてしまう。このレンズにすると、ずいぶんと利便性は増すのですが・・・・
どういうレンズか?というと、ピントを合わせる焦点(いわゆる処方値)はお手元。この時点で近用レンズ(いわゆる老眼鏡)、お仕事や読書などに使われる種類のレンズです。そこから逆加入で度数が入って行きます。
???何のことですか?
実際に眼鏡屋も発売された当時、何のことだか、わかりませんでした。
遠近両用を比較として説明いたします。
遠近両用の基本的な考えとしては、遠くに焦点を合わせ、近くを見るためにレンズ下部に度数を加算していきます。
近くを見るためのレンズですから、凸レンズ(虫眼鏡をイメージしてもらえばわかりやすいです)になります。この加算する度数は、人によって違います。老眼の進み具合で。
老眼鏡=遠く用の度数+老眼の度数
この老眼鏡に凹レンズ(モノを小さく見せるレンズ)をプラスしたのが、逆加入の近々レンズと呼ばれます。逆加入と言われるのは、
遠近両用が遠くから近くに、度数の変化は上から下へ
に対し、
近々レンズは、近くからちょっと先へ度数の変化は、下から上へ
はっきり見える範囲のイメージは、
こんな感じです。
近用眼鏡をかけたことのない方には、分かりづらいですが、
・眼鏡をズラさずに、ちょっと先が見える
・手を伸ばした先、机の端の“そこ”が見える
そんな感じです。
今、当店では使いやすさや値段を考えて、
TSLのラクスパー(10,500円/1組)
Nikonのソルテス(19,950円1組〜)
を販売しています。
15年前、他社に先駆けてこの近用ワイドレンズを発売したNikon・・・
長くなるので、<続きはこちら↓>
そのNikonがこの度、近用ワイドレンズの上位版をリリース。より使いやすくなって、新発売です。
実際にどう変わったかというと、1番のポイントは、明視域が広がったというところです。
明視域が何かというと、歪みがなく(もしくは少なく)ハッキリ見える範囲ということになります。
こう言うと、基本的には専門家くらいしか理解できず、価値も感じてもらいにくいのですが、
よりハッキリ、スッキリ見えるようになった。
と言えばわかりやすいですかね。
そして、名前の通り、ワイド(横に広い)に明視域があり、デスクに広げた書類はどこでもピントが合い、ストレスが解消します。(メーカーの資料より)
近用部分、大体、「デスク上の空間くらい」がピントが合いやすく、水平視線のPCの画面にもピントが合いやすくなっています。
現在の仕事環境を考えると、このポイントはかなり大きいですね。
Nikonも「まさにシニアのオフィス・ワーカーが待ち望んでいるレンズ」
とまで言っているくらいですので。
単焦点近用眼鏡(老眼鏡)を使っている世代がターゲットとなりますが、
<主要場面>は、
デスクワーク
趣味
長時間のパソコン作業
と位置づけています。
<Nikonの定めるターゲット>は、
- 老眼鏡を検討している方(主に正視・遠視の方)
- デスクワークの疲れを感じる方
- デスクに書類を広げてデスクワークをされる方
- 新聞を広げて見たい方
- 55歳以上(加入度2.00以上)の方
- パソコン作業が4時間を超える方
- 大画面のパソコンで作業をされる方
- 高加入度の遠近両用ユーザーが併用する近業専用メガネとして
これに当てはまる方は、効果が高いとということです。
これに当てはまらないから、ダメというわけでもありません。
*注意点
天地幅:35mm以上のフレームでないと、レンズの持っているポテンシャルを発揮しづらく、
効果を感じにくいです。
いずれにせよ、この手のレンズは、55歳以上の方だと、ものすごく有用になってきます。
当店では、23,100~36,750円(1組)で販売しております。
これプラス、フレームとオプションの値段が販売価格となります。
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